| ▼トマトジュースとリコピン含有カプセル |
継続摂取で花粉症の自覚症状が改善
カゴメ・国際医療福祉大の共同研究で確認 |
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花粉症の症状を有する人がトマトジュースやトマトに由来するカロテノイド(主にリコピン)を継続的に摂取することで、花粉症の自覚症状に関するスコアが改善することがカゴメ株式会社総合研究所(栃木県那須塩原市西富山17)と国際医療福祉大学(樋渡正夫教授)との共同研究で確認された。
研究内容は「リコピンに富むトマト加工品の摂取が花粉症に及ぼす影響」と題して第57回日本アレルギー学会秋季学術大会で発表された。
共同研究者の樋渡正夫教授は「今回の研究結果で日常の食事にトマト加工品を加えることで鼻づまりやくしゃみによる花粉症の自覚症状を改善する効果が期待できることが分かった」と話した。
試験はヘルシンキ宣言に則って実施され、過去2年連続して春に花粉症の自覚症状があり、スギ花粉特異的IgE抗体価が陽性の成人に@トマトジュース(190g、リコピン35mg)を毎日1本(5人)Aプラセボ飲料(190g、リコピン3.5mg)を毎日1本
(9人)Bリコピン含有カプセル(420mg、リコピン20mg)を毎日1粒(8人)Cプラセボカプセル(420mg、リコピン0mg)を毎日1粒(6人)、12週にわたり、摂取。その後2週間とあわせ、合計14週間について試験した。
その結果、トマトジュース摂取群とプラセボ飲料摂取群を比較するとトマトジュース摂取群では全6項目(水っぱな、くしゃみ、鼻づまり、鼻のかゆみ、目のかゆみ、涙目)のうち、水っぱな、くしゃみ、鼻のかゆみの3項目で摂取開始から10週目で有意なスコアの改善をみたという。
また、リコピン含有カプセル摂取群とプラセボカプセル摂取群を比較した結果、リコピン含有カプセル摂取群では自覚症状の全6項目のうち、水っぱな、および目のかゆみの2項目で摂取開始から6週目で有意なスコアの改善が確認できた、としている。 |